「想像しうるものは、すべて実現可能」をモットーとして掲げる
京都芸術大学内の共通工房。IoTプロダクトなどの開発が可能な
工作機器と、金属加工・樹脂成型・木工加工の設備機械を備え、
新技術やサービスの開発支援を実施。新規事業開発を進める企業との
マッチングを図ってプロダクトアウトを行い、社会に貢献します。
「ULTRA FACTORY」は、京都芸術大学の全学生が利用できる造形技術支援工房。第一線で活躍するアーティストやデザイナーを迎え、様々なプロジェクト型実践授業を展開しています。京都芸術大学の「オープンイノベーションプロジェクト」では、このULTRA FACTORYを制作スタジオとして活用し、制作プロセスの支援を行うことで、企業等との連携を通じて、伝統が息づくこの京都から社会変革に役立つイノベーションを創出します。工房には、金属加工、樹脂成型、木材加工の設備機械を備え、2018年にはIoTプロダクトなどの開発が可能な工作機器を備えた工房を新設。2019年1月には環境試験機等も導入し、企業・研究機関とのオープンイノベーション(調査→試作→検証→公開)をスピーディに推進できる環境を実現しました。企業に蓄積されたテクノロジーやセンシングデータにデザイン的価値を付与し、新創造産業モデルを構築することができます。また、スタートアップ支援で重要となる「ファンディング機能」も併せ持ち、大企業・研究機関のもつ知見の集積と活用や、投資家とのマッチングも推進します。
EQUIPMENT
日本でトップクラスの
工作機器を備えた共通工房
あらゆる機械と工具が揃い、技術スタッフが革新的なものづくりをサポートします。金属、木材、樹脂加工のほか、シルクスクリーンやデジタル造形が自在に可能。測定器、環境試験機などの検査機器も充実しており、最新鋭ツールで産業レベルのクオリティを実現できます。
ANALOG/DIGITAL
デジタルとアナログを横断した
最先端のものづくりを実践
未来に残る技術や世界を変えるアイディアを生み出すことを目指して、領域を横断して多彩な表現を追求できます。デジタルとアナログ、それぞれのツールを自在に行き来しながら、「試作」と「実作」をスピード感をもって繰り返し、社会実装することを重要視しています。
COLLABORATION
大学との連携で、領域を越境した
コラボレーションを叶える
領域を横断した芸術教育を推進している京都芸術大学には、様々な専門性とネットワークをもったトップクリエイターが在籍。企業や自治体が抱える課題を解決する産学公連携プロジェクトは年間100本以上も発足し、社会を変革する取り組みに定評があります。
FACILITY
多彩な施設・設備を利用した
芸術大学ならではの展開が可能
研究発表やイベント開催の場として、学内のスペースを活用できることも特長の一つ。国内外のアーティストが作品展示を行う「ギャルリ・オーブ」や、四代目市川猿之助氏が芸術監督を務める大劇場「春秋座」など、大型施設・教室を目的に応じて活用できます。
FLOOR MAP
S至誠館
4F ULTRA FACTORY S41
- ウルトラファクトリーオフィス
- データ作成(2D/3D モデリング)
- デジタル加工
- 工作・組立
- 塗装スペース
- 撮影
- 大型印刷
- 3D加工室
- ミーティングエリア
- キッチン
S41 3S加工室
S41 ミーティングルーム
S41 キッチン
S41 デジタル加工
S41 データ作成
S41 工作・組立
S至誠館
3F ULTRA FACTORY S31/S32
- 検査機器
- シルクスクリーン
- 銅版画ドライポイント
S至誠館
2F ULTRA FACTORY S21
- 金属加工・溶接
- プラスチック成型
- スプレー塗装スペース
- 大型造形
NA⼈間館
B2 ULTRA FACTORY NA021
- 木材加工
- 製材
- CNC 加工
- 木彫
S21 ウルトラファクトリー
S32 シルクスクリーン・銅版画ドライポイント
NA021 木材加工・木彫
S21 ウルトラファクトリー
S31 検査機器
NA021 製材