フロア | 至誠館 4F |
---|---|
台数 | 1台 |
加工可能素材 | 製版:サーマルスクリーンのみ 刷る素材:水性インクの使用を推奨 油性インクの使用は刷り条件により可能 刷られる素材:布紙、その他素材はスクリーンが溶剤に耐えうる範囲で可 |
加工可能サイズ | イメージ範囲 300×420mm (推奨) |
メーカーWebページ | http://miyako-screen.com/ja/sm-360/ |
ライセンス | ULTRA基礎講習 |
・持ち込みデータ(pdf)の製版
・専用PC内のテンプレートの製版
・追い焼き(一度製版した後に、空いたスペースを使って製版すること)
デジタルシルク製版機 FST-355 の使い方
加工条件
- 指定のフレームのみ使用可能
- pdfで書き出し
1.元となるデータを用意する
- イメージサイズは W300 × H420 mm 以内
- カラー情報をモノクロに設定する
- 形式はPDFで作成する
- 細かい写真やイラストは不向き
2.紗張り
- フレーム、スクリーンのロール、ハサミ、カッター、六角レンチを用意する。
- 作業台の上に、フレームを平らに置き、バーを起こして外す
- 4辺全てのバーを外す
- 光沢が強い面を上にして、サーマルスクリーンをフレームに被せる
※スクリーンはフレームよりも2〜3cm広めに取る - スクリーンがフレーム全体を覆えたら、ハサミでカットする
- スクリーンを軽く引っ張りながら、バーを当てて下に押し込み、手前に倒して固定する
- 4辺全てのバーを固定する
- 全ての辺が固定できたら、全体のテンションが均等になるように六角レンチを使って少しずつネジを締めていく
※締める箇所は対角線上の順番に、均等にテンションがかかるように徐々に締めていく
注意! ネジはフレームの内側まで押し込み、ネジが出っ張らないようにする - スクリーンを叩いて、高い音になるまでネジを締める(最終的なテンションは、スタッフに確認すること)
- 余分をカッターでカットして、紗張りが完成
3.マシンの起動
- デジタル製版機の電源を入れる
- PC,マウス,キーボードの電源を入れる
- 「STB 起動」 をダブルクリック
- 「実行する」 を選択
4.紗枠のセット
- プラテンを上げる
- フレームを上部ローラーにあてながら製版機に差し込む
注意! フレームはガイドピンと壁に当てて、下部のサーマルヘッドにフレームを当てないようにする
※機器の重大な故障に繋がるため
- プラテンを下げ、ロックレバーをしっかり奥まで押し込む
5.製版
- データの入ったUSBをPCに挿入する
- 「USBメディアプリント」を選択する
- ファイルを選択し、「開く」をクリックすると製版が始まる
「画像生成中」「転送中...」の表示から「プリント中」に切り替わると製版開始 - 表示が消えると製版完了
加工中の注意事項
製版中に製版機を覗きこまない(ローラーへの巻き込み事故防止のため)
- 製版後、プラテンを持ち上げ、「HOME」ボタンを押す
- プラテンの位置が元に戻ったら、フレームを取り外して完了
- フレームを取り除いた後はプラテンを下げておく
6.スクリーンの洗浄
- マスクを着用し、SAクリーナー(洗浄剤)とウエスを用意する
- SAクリーナーを含ませたウエスで光沢面(フレームの金具側)を拭く
※耐溶剤グローブの着用を推奨します - 乾いたウエスで両面を乾拭きする
7.刷り
8.片付け
- フレームの周りのネジを少しだけ緩めていく
- 4辺のバーを外し、スクリーンを取り除く
- 再度バーを元に戻し、完了